謎の値札。
久しぶりに、自分で食事を作ろうと、近所のスーパーに行きました。そしたら、謎の値札ばかり・・・。すべての値札が総額表示に切り替わっていました。
ほんとうに謎の値札です。安いのか高いのか、一見しただけではわからないのです。たとえば、いままで298円だったインスタントラーメン5食パックが312円。398円だったものが417円。払う金額は変わらないのですが、割高感があります。
でも一方で、会計をするときに、苦手だった消費税の計算をしなくてもすむので、その分、ま、わかりやすくなったということもできるかもしれません。
総額表示に関しては、将来の消費税増税を視野に入れた措置(つまり、一見して消費税が何パーセントなのかわからないため、消費者が消費税を意識しなくなる)と言われています(もっとも、いまの総理大臣が在任中は増税しないと、総理自ら明言していますが)。
小学生のとき、少ないおこづかいからおやつを買おうと思ったとき、値札の値段にいくらか上乗せされることに、だまされたような気持ちになりました。それが気がつくと、いつの間にか、3パーセントから5パーセントへ。将来的には、7パーセント、10パーセントという議論もあるそうです。総額表示にもなれたころに、だまされてだまされて、どんどん増税が進むと思うと、こわくなってきます。