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 パーソナルトレーニング。

9月26日の日記で、後期は来たるスキーシーズンに向けて、しっかりとトレーニングをすることを誓った。そして、今日はその第一日目、前もって予約しておいたパーソナルトレーニングの日だった。

パーソナルトレーニングは1時間で、はじめの30分はトレーニングの目的と体の状態や既往症についての問診がある。この問診ではトレーニングの方向性を決め、アドバイスをいただいた。トレーニングの目的はスキーを楽しむための筋力をつけること。そして、そのために克服しなければならない課題は二つ。

一つ目の課題は、先日も話したとおり、私の左足のひざは内側側副じん帯損傷という「爆弾」だ。この「爆弾」のため、スキーのようなひざに大きな負担がかかるスポーツをするためには、ひざへの負担を軽減するための強い筋力が必要となる。このとき、特に重要なのがももの筋肉である。ももの筋肉は細かく分けると10ほどの部分に分かれるということだが、トレーニングでは、前と裏、内側と外側の4の主な筋肉を鍛えるそうだ。

二つ目の課題は、もうひとつの爆弾−腰痛が原因と見られる、坐骨神経痛である。もうかれこれ、10年ほど前のことになる。家のワックスがけに伴う大掃除を手伝った際に、当時育ち盛りであったふじた少年は、父親とともに重い家具を移動させる仕事を任された。当日は無事に仕事をこなしたのだが、翌日、ベッドから起き上がることができなかった(苦笑)その日以来、腰痛を抱え、いつの日からか、坐骨神経の痛みに悩まされるようになった。しかし、最近ではその痛みすら感じなくなるほど鈍化し慢性化してしまった。椎間板ヘルニアの予備軍の疑いはかなり強い。

セオリーとしては、背筋力を鍛えることで、背骨をしっかり支え、椎間板が神経を刺激しないように安定させるのだが、実は、そもそもこの坐骨神経痛の原因がはっきりしていない。(以前に整形外科で診断を受けたような気もするが、診断結果を失念してしまった。)トレーニングのプランを立てるためには、けがの内容を詳しく把握することが重要で、やみくもなトレーニングはかえって症状を悪化させる。とりわけ椎間板ヘルニアが絡む場合は、背筋力を強化することが解決にならないこともあるし、トレーニングの仕方によってはさらに腰に負担をかける。従って、改めて医師の診断を仰ぎ、その結果に基づいてトレーニングについてアドバイスを受けることになった。

つづいて、実際にトレーニング方法の指導に入った。学生会館のトレーニングセンターを利用するのは一年以上ぶりであったが、マシンの数と種類が大きく増加し、また、利用者もかなり多いという印象を受けた。

先にも述べたように、坐骨神経痛については、その原因がはっきりしないため、今日のトレーニングは腰に一切負担がかからないものにとどめられた。このトレーニングについて、ここで簡単に紹介したい。まず、うつぶせに寝る。そして右手を地面からやや上げ、前に伸ばすような体勢を保持する。同時に、左足も同様の体勢をとり、5秒間姿勢を維持する。左右の手足を交互に変えて、10回くりかえす。ポイントは背筋に負担をかけることで、手と足が交差するように体勢を保持することが重要となる。さらに、この運動のバリエーションとして、床にうつぶせになる代わりに、バランスボールの上でやるとより効果的になる。バランスボール上では体勢が安定しないために、より強度の筋肉とバランス感覚が求められる。私が挑戦してみたところ、左手をあげるときは何とかバランスを保つことができるものの、右手を上げるときは5秒どころか2秒ももたない。これは明らかに背筋のバランスが悪いことを示している。(左右のどちらがより弱いのかについては聞き忘れてしまいましたので、また後日お知らせします。)これは自宅でも簡単にできるトレーニングなので、習慣化してしまいたいところである。

一方。大腿筋のトレーニングは、5つのマシンを使いながらすすめられた。以前、じん帯を痛めた直後に、リハビリの筋力トレーニングをしていた時があったが、今日使用したマシンのうち、3つはそのときに使用したものと同様であった。これらは、ももの前の筋肉を鍛えるレッグプレスとレッグエクステンション、ももの裏の筋肉を鍛えるレッグカールである。他の二つはももの内側と外側の筋肉を鍛えるもので、端的に言うと、股を閉じたり開いたりする動作に負荷をかけてトレーニングをするマシンである。ひとつのマシンにつき、10回運動することを1セットとして、それぞれ3セットを行う。つらすぎない程度にとめておくことが重要とのことだった。

通常マシントレーニングは、まずマシンを正しい姿勢で使用することを覚えるところから始めなければならず、そうでなければ効果的なトレーニングになりえないので、この点において、インストラクターのアドバイスを受けることは非常に重要である。(実際、私が見ても明らかに非効果的な使い方をしている学生は多い。)また、今日他の学生を見ていて気になったが、器具の使い方が非常に悪い。大切に使うという意識がほとんど感じられない場合すらある。さすがに器具の正しい使い方、あるいは、よくない使い方については周知すべきであると痛感した。

本日のパーソナルトレーニングは以上であった。大変ためになったし、トレーニングに対するモチベーションも高まった。週に2回程度トレーニングすることが望ましいということだったので、定期的に通いたいと思う。週2回は大きな負担ではない(はずだ!)そうして安心してスキーを楽しみたいと思う。

コメント

ぜひ行きましょう!

ヒマなので御一緒できますよ。
ふじた議員の華麗なすべりをもう一度みてみたいなぁw

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