今日、帰り道に近所で花火をやっているのを見る。小さな子がおそるおそる花火に近づいて、顔つきは興味津々というより、おっかなびっくりって感じ。「ああ、もう花火なんて季節なのか。いいなあ〜」と素朴に感じ、「おれも花火したいなぁ〜」って思ってちゃった。

花火を見ていて、種々の思い出が呼び起こされたような気がした。特に実家は前庭が広く、花火をして遊ぶには十分すぎるスペースがあり、家族でだけでなく、いろんなお客さんと騒いだ記憶が残っている。

とりわけ印象的だったのは、中三のときにホストファミリーとしてオーストラリアからの学生を受け入れたときのこと。ピーター君といった。オーストラリアでは、日本で通常売られている類の花火は特別な場合を除いて許可されていないようで、すごくはしゃいでいたのを思い出す。（花火を両手に持ってぐるぐる回してたしね（＾＾；；）
いまとなっては当時（中三レベルの英語で）彼とどうコミュニケーションをとっていたのか極めて謎だが、非常にいい思い出だ。見送りの日はどうしようもない号泣ぶりだった。（残念ながら彼とはいまは音信不通ですが。）

他にも父親が主宰しているソフトボールクラブで、例年バーベキュー会を実家の前庭で開いているが、このときも花火でさわいだ記憶がある。近所のこどもたちとほんとよく遊んだと思う。特にいつもよりたくさんの大きな花火が見れるのですごく楽しみにしていたような覚えもある。

もしかすると東京に来てからそういう花火をしたのってほんと１、２回に限られる気がする。やっぱり機会と場所がないのかも。その辺の公園はふつうは花火はできないことになってるし。ああ、だからこそやりたいってきっと思ったんだろう。

あとはやっぱり花火大会が楽しみ。地元で毎年開催していて、家からも見えるし海岸まで見に行ったこともあるけど、東京に来てからは少し縁が遠いかもしれない（いっしょに行く人がいないっていうつっこみはなしで（＾＾；；）。今年も行くチャンスがあればぜひ行ってみたいと思う。

特に学生生活の最後の一年ということを意識するわけでもないが、後から後悔することのないよう、できるときにしっかり遊んでおきたいと思う（＾＾；；