今年も大学で健康診断を受けた。入学時に大学から学生一人ひとりに「健康個人カード」なるものが配られており、４年間（自分の場合は６年間）の成長の（？）軌跡を見ることができる。

自分の成長を振り返ってみると、２００１年１８才時点では、身長１７８．５センチ、体重は６１．４キロ。１９才大学２年生になると、身長１７７．８体重６４．５キロ。はたち大学３年生で１７８．５センチ６６．５キロ。大学４年生２１才では１７７．８センチ、６１．７キロ。アメリカ帰国直後の２２才大学５年生時点では、１７９．４センチ、６１．２キロ。そして、２３才大学６年目の今回は身長１７９．５センチ、体重５９．０キロ。

ちなみに身長と体重は、自動で瞬間的に測定される。５年目の健康診断以外はすべて４月のこの時期に行われているので、いわば定点観測されているようなもので、非常に興味深い。身長については、正直なところ高校１年生の時からほとんど変化はない。一方で体重については、一時増加傾向を示すものの、現在は減少カーブを描くちょうどその中にいるといった感じ。アメリカ留学の前後で体重に変化がないこともおもしろいと思う。

健康診断といっても大量の学生を短い期間で「処理」する都合上、ほとんど流れ作業。すべての診断を終えるまでに１時間もかからない。今回の自分の場合は、待ち時間も含めて４０分だった。（なお、健康診断の内容は、検尿、視力検査、身長・体重、胸部レントゲン、血圧測定、そして、問診。希望者は心電図検査も受けることができる。）

血圧については、正直謎・・・。１０４／６７で、正常だと言われたけど低いのではないかと疑ってしまう。

検尿については、今回初めて「（やや）潜血」という結果をいただいた。「やや」というのは、再検査するほどではない程度の潜血とのこと。保健員さんのお話によると「主に体の疲れが原因」ということで、まあここ数ヶ月間の就職活動で、毎日毎日外を出歩いて、動いているからだろうと、想像に難くない。

今回最も変化が顕著だったのは体重。（実質的には）一人暮らしをしているということで、特に最近は食生活に気をつかう余裕がなかったので、特に家での食事はほんとうに貧相であったと思う。ご飯を炊いてそれだけ、ということも間々あった。これまでの経験上、そういった食生活は自分の場合、体重に大きく反映される。特に顔が細ってしまうので、外見からすぐに判別できるらしい。で、自分でも鏡を見ているとそう感じることが多い。そして、それがついに体重にまで反映されるようになり、６０キロを割り、５９キロになってしまった。直近の傾向から考えると、正直５９キロというのは多い方で、５７〜５８キロまで落ちることも珍しくない。やせぎみを通り過ぎて、やせすぎであることも、まあ否定できない。保健員さんにいただいた、理想体重の判定表によると、身長１７９．５センチでは６９キロ前後が望ましいとのこと。１０キロも少ない・・・！最低限度のやせ気味というところでも６３キロだから、もはや救いようのないレベルかもしれない・・・。

そこで、「やせていて少し心配・・・」という題のついたプリントもいただいた。このプリントにはやせ気味な人に対する食生活のアドバイスが１０点にわたって説明されている。アドバイスによると、まず第一に「とにかく食べる」（苦笑）。その他、味を濃い目にする、油ものをとる、牛乳をとる、香辛料の強い野菜をとる・・・といった項目がならぶ。また、アルコールを食前にとる、嗜好を優先する、間食をとるなどなどなど、本当にこれでいいのー？？というような内容すらならんでいる（＾＾；；　太る人の食べ方について解説したプリントももらったが、ほとんどその正反対の内容が書いてあるといった感じ（苦笑）（・・・ってことは、太るように食べればいいのか（＾＾；；・・・）

まあ毎年毎年健康診断をやってもらえるだけでもありがたいと思う。もちろんお金はかからない（って学費に含まれているんですが）。血液検査とかやってくれたら完璧なのに・・・という注文もあり得るが、でも現状でも十分だとは思う。何より重要なのは、日々の健康管理。保健員さんからの一つめの質問は「何か食事で注意していることはありますか」で、自分は「いろいろなものをバランスよく食べること」と答えたが、まさにそれが最も重要なことであると、保健員さんもお話しだった。ま、さすがにこれだけずっと一人暮らしを続けていれば（あと親から常々言われていること、調理実習の授業で習ったことなどなどを総合しても）だいたいポイントはわかるし、当然外食をするとしても、無意識のうちに何を食べるか気をつかっている。でも今回は、アルコールを飲め、もっと好きなものをとにかく食べろ、間食もしなさい等々、非常に前向きなアドバイスをいただいたので、ぜひとも実践していきたいと思う（＾＾）ｖ