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 方言が・・・。

もともと今回、実家に帰ってきているのは、10月の中旬に開催される地元のお祭りに出るためだが、昨日はその顔合わせと準備のためのミーティングがあって、ほぼ3年ぶりくらいに地元の友だちと再会した。これから1ヶ月あまりの間、練習や準備でいろいろお世話になることになる。

で、彼らと話していてほんとにおどろいたのは、自分のことば。・・・(めんどうなので以下三河弁)予想だにせんかっただけど、あまりに自然に流ちょうに自分が三河弁をしゃべれとることにほんとびっくりした。東京に暮らして6年、その間、実家と東京をいろいろ行き来しとったけど、一貫してずっと「標準語」を話しとった気がする。なんかけっきょく慣れとって楽だったんだと思うけどね。でも今回はずっと1ヶ月間こっちにおると決めとるもんでかしらんけど、なにも考えんくてもふつうに三河弁になっとった。

・・・で、母親は東京の出身だもんで、三河弁はわかるだけど使えんくて、父親はこっちの出身だもんでふつうに、三河弁を使うだけど、大学も東京だったし、仕事でもしばらく東京におったもんで、この辺の人ではめずらしく、うまく使い分けができる。そういう家庭に育ったもんだから、そもそも三河弁プロパーで育ってきたわけでもなく、「標準語」だけ使って育ってきたわけでもなくって感じで、東京で一人暮らしを始めるときも、地方出身者によくあることばのかべとか悩みとかはほとんどなかった。

だけども、東京に出て、たまにこっちに帰ってきて、こっちの友だちとかと会ったりしたときに、三河弁がぜんぜん出てこんことに、これまでずっといい気がせんかった。なんかおれ三河弁忘れちゃっただかやーって思っとった。っていうか、ついおとついくらいまでずっとそう思っとった。だけど昨日ツレといろいろ話とって、なんだ、おれ三河弁できるじゃんっていうのが確認できてちょっとうれしかった。

(以下「標準語」)とまあ、昨日突然、そんなようなできごとがあったので、ちょっと今、頭の中の言語の回路が混線しているような状況です。母親と話すときにどの単語を選択したらいいかわからなくなってたり、メールとかで三河弁を使ってしまったりとか、そんなことが頻発してます(^^;; ただ、自分の使っている三河弁も、やっぱり若者の三河弁であって、まあ、どこの地域にもあることだとは思うけど、年輩の方々のお話しになっている「生粋の」三河弁とはまた少しちがうんですよね。少しこう、「標準語」に影響を受けてきているというか、「純化」されてきているというか、やっぱ言い回しや語彙が少しちがっていたりって感じで。(まあでもこれ自体は取り立てて問題にすることではないと思いますけどね。)

しかし、ほんとに昨日はふしぎでならなかった。何も考えてないのに、突然三河弁でしゃべり出した自分。やばいな。まじ1ヶ月後が楽しみだ。このまま東京いっても三河弁だったら、それはそれでおもしろいw

ふじた@がまごおり(実家)

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