さて、今日の教習は技能が３時間（規則により１＋２時間）で、ひたすら路上を走っていました（＾＾；；　検定を前に、何か心配なところはないか、わからないことはないか、確認したり教えてもらったりという内容でした･･･が、今日、教習が最後なのに重大な変更をすることになってしまいました（＾＾：：

それは、座席の位置。
教科書的には、「ブレーキ（またはクラッチ）をぐっと踏み込んだときに、ひざが少しまがる程度」の位置に座席を調節することになっていたのですが、今まではずっと、座席をぐーっと前に出して、ブレーキを踏み込んだときでも、ひざが９０度近くに曲がっているという位置でした。この位置だと、やっぱりブレーキがすぐにぐっとふめるので安心感があったんですよね。で、この座席位置も教科書とは違ってはいたんですが、どの先生も特に問題がなかったからか、特にご指摘いただいていませんでした。

今日はじめて担当していただいた先生に、いろいろ自分がよくミスをすること、できないこと、あるいは苦手なことなどをお話したところ、それは座席が前すぎて、視野が狭くなっているからではないか、ということになりました。で、言われるがままに、座席を限界まで後ろに･･･（＾＾：：　ま、私、足は長いほうなので（￣ー￣）ﾆﾔﾘｯ･･･限界まで後ろに下げても、まさに教科書どおり「ブレーキを踏み込んだときにひざが少し曲がっている程度」な状態に保つことができました。

しかしながら、そのときの違和感は、まじすさまじかったです（＾＾；；　ようやく習得してきた今までの座席位置でのブレーキの踏み加減と、まったく異なるコツをつかまなくてはならなくなり、はじめのころはすぐに「ぐっと」なってしまったり、するするとしかブレーキが踏めなかったりで、かなり大変でした。しかし、その時間が終わる頃にはまずまずできるようになり、まあおそらく大丈夫だとは思うんですが、あれだけブレーキまでの距離が遠いと恐怖感を強く感じてしまいます。

でもそれで変わったことがありました。何より、今までとは見える世界がまったく異なっていたのです！文字通り、視野が大きく広がりました。目のカバーする範囲が広がり、標識･標示や信号、その他歩行者や対向車等々、いろんなものがいままでより、より捉えやすくなりました。もちろんミラーもです。だいぶ運転がしやすくなった感があります。それがとてもよかったです。

「運転のうまい人がどうやっているかよくよく想像してみな」というのは今日の教習で一番印象的なことばでした。確かにのびのびとゆったりと、軽々と運転している人が多いなあと思いました。そう考えると、やっぱり自分の座席位置は少し変だったなと思います（＾＾；；

３時間の技能教習の最後の時間はみきわめ。教習効果の確認ということで、路上をちょっとだけ走って、あとは所内で方向変換と縦列駐車の最終確認をしました。

で、最初少しだけ路上に出たんですが、ちょうど夕方５時過ぎの時間帯で、非常に道が混んでいまして、バスと一般車とで大混雑をしていました（＾＾；；　なので、早めに切り上げて（というか実際、ちょっとしか走ってないんですけど）教習所に戻ってきました。

教習所ではさっそく方向変換。数日前にやってほとんど完全に覚えたつもりでしたが、今日１回目にやった方向変換は手順をぽこぽこ忘れていただけでなく、寄せ方等の感覚もかなり忘れていました（＾＾；；　それを先生もよくよく察したようで、残りの時間は全パターンの方向変換と縦列駐車を復習しました。検定ではこのうちのどこかが担当になるということなので、まあどこに当たってもいいようになったといえば、なったので、よかったと思います（＾＾；；

３時間目の先生に、教習修了年月日を記入していただいたときは、（少しだけ）感慨深かったです。短期集中のすごさを実感するとともに、今までお世話になった先生に感謝し、さらに卒業検定に向けてもうひとがんばりしなきゃなあと思いました。運転はもとより、ちょっと学科の勉強が足りないのです！（＾＾；；

明日は大学の卒業式、翌日はまあお休みの日ということで、２日あくわけですが、学科の勉強もしっかりしつつ、運転についてはイメージトレーニングを少々しておければいいかなあと思います（＾＾）ｖ