【今年も司会を務めますw】
毎年恒例となっている「国連・人権勧告の実現を!」実行委員会による集会・デモですが、今年は12月5日(土)に実施します。そして、今回も私が司会を務めることになりましたw
様々な分野の人権課題に取り組む団体と個人が、横のつながりを強め、連帯を進めていくことを通じて、国連による人権勧告の実現を、日本政府に対して求めていこう!という取り組みです。
レインボー・アクションとしても実行委員会に参加しており、もちろん今回の集会・デモにも加わります。
多くの方にお越しいただけることを願っています◎ 何とぞよろしくお願いします!
日本には、たくさんの人権課題があります。国連の条約機関からも、数多くの勧告が出されていますが、政府は「従う義務なし」として、取り組む気すらないようです。
このままで本当によいのでしょうか。
「国連・人権勧告の実現を!実行委員会」では、世界人権宣言を記念して制定された、世界人権デーと人権週間にあわせて、課題の解決と、国連による人権勧告の実現を求める、集会とデモを実施します。
ひとりひとりの人権が守られる社会を実現するため、渋谷の街を歩いてみませんか。
プラカードやのぼり旗、横断幕を始め、楽器やハンドマイクなど、何でもご自由にお持ちいただくことができます。また、ぜひお好きな服装でお越しください。国連による人権勧告の実現に向けて、みなさんの思いのたけを、存分にアピールしていただければと思います。
多くの方のご参加をお待ちしております。
日時:2015年12月5日(土) 13:15 集会スタート
15:00 デモ出発
会場:代々木公園野外ステージ
【特別報告】
・国連・表現の自由特別報告者の来日問題について
藤田早苗さん(英国エセックス大学人権センターフェロー)
日本政府は、国連表現の自由特別報告者の公式訪問の日程まで確定していたにもかかわらず、直前にドタキャンし、参議院選挙後までの延期を要請しています。特定秘密保護法やマスコミ報道への介入など国際人権の観点からの批判を恐れ、選挙への悪影響を回避するため国連における約束を破る恥ずべき行為です。
今回の特別報告者公式訪問のために尽力されてきたイギリス在住の国際人権法研究者の藤田早苗さん(エセックス大学人権センターフェロー)が来日し、今集会で緊急アピールを行います。
【集会発言】
・「国内人権機関と個人通報制度について」
伊藤和子さん(弁護士/ヒューマンライツ・ナウ事務局長)
・「人種差別撤廃基本法制定に向けて」
師岡康子さん(弁護士/外国人人権法連絡会)
・「安倍政権の国連人権勧告は守る義務なし」問題
寺中誠さん(東京経済大学教員)
【テーマ別アピール】
・沖縄・辺野古の問題
青木初子さん(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)
・原発再起動・放射能と子どもの問題
黒田節子さん(原発いらない福島の女たち)
・リプロダクティブヘルス・ライツの危機的状況
西山千恵子さん(大学非常勤講師)
・「高校無償化」制度からの朝鮮学校除外問題について
金奈奈さん(朝鮮大学校学生)
・精神障害者が直面する問題
山本眞理さん(全国「精神病」者集団会員)
(世界精神医療ユーザー・サバイバーネットワーク(WNUSP)理事)
・教育現場への政治介入
新井史子さん(東京・教育の自由裁判をすすめる会)
【日本政府に対する主な国連人権勧告】
・個人通報制度の批准・独立した国内人権機関の設置
・取り調べの完全可視化、代用監獄の廃止、刑事司法手続きの改善
・日本軍「慰安婦」に対する公式謝罪と人権救済
・婚外子に対する差別的法制度の撤廃
・マイノリティの子どもの教育
・女性労働者の権利・難民や移住労働者の権利
・アイヌ、沖縄の先住民族の権利
・部落差別問題
・障害者の権利、精神障害者の非自発的入院
・「特定秘密保護法」
・人種差別禁止法の制定、ヘイト・スピーチの法規制
・死刑制度廃止に向けた取り組み
・朝鮮学校への適切な財政措置
・セクシュアル・マイノリティに対する差別
・人身取引や外国人技能実習生制度
・思想、表現の自由(「君が代、日の丸」不起立者への処分問題)
・福島原発事故後の健康に関する権利
主催:国連・人権勧告の実現を!実行委員会
連絡先 電話:090-9804-4196(長谷川)
メール:jinkenkankokujitsugen@gmail.com
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