都政の仕組みを学び、活動のあり方を考える・・・

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先日は都政や都庁に関する勉強会に参加。都庁に長く勤めていた方から、都政に関する仕組みや、様々な現場・現実のお話について、ご経験を踏まえたお話をお伺いしました。

1300万人の人口、16万人を超える職員数、23区の存在そのものが(文字通り)特別ですし、その23区と市町村との違い、さらに、島しょも東京都に属することなど、他の道府県にはない特徴を確認し、また、その予算規模がスウェーデン一国に匹敵する(一般会計と特別会計で合計13兆円を超える)など、様々な現状を踏まえ、改めて東京都の特殊性を学びました。1ページにはおさまらない巨大な組織図にも、改めて圧倒される思いでした。

私の住んでいる北区も、都の財政調整交付金に依存していますが、北区や北区の周辺区だけでなく、島しょや市町村の一部も23区の税収に頼らざるを得ないこと、すなわち、都としても、23区の税収があって初めて都の全体を維持できているという指摘のおかげで、改めて自分自身の考え方を見直すことができました。

また、都知事のご意向をお伺いするような「忖度(そんたく)」の政治・意思決定や、それが実際には、都知事だけではなく、国(もしくは大臣)のご意向をも勘案せざるを得ないという仕組み(これは紐付き補助金があってもなくても)、まさに「上意下達」に(いまだに)支配されている構造もよく理解できました。

思えば、「ガラスの天井」を学んだ学生時代から同じ問題意識を抱き、そして、市民活動に没頭している現在まで変わらない状況で、いまだにとてつもない大きな大きな壁が、眼前に立ちはだかっているという現実にどうにもたじろいでしまいます・・・。

今回も様々な新しい出会いに恵まれ、新しい取り組みを始めていこうという意気込みの中の勉強会で、自分自身も何かやってみたい・挑戦してみたいと思うものの、「しかしどうすれば・・・?」という壁(もしくは現実)に直面させられているという感覚がぬぐえず、絶望、諦念というと言い過ぎですが、なかなか前向きに考えがまとまりません。

さらに言えば、やはり都(都庁)に対して、影響力の強い議員とそうでない議員がいるとのことで、(まあこれはもちろん何となくわかっていたことではありましたが、、、)、自分自身の活動のあり方も問われているというか、見直す必要がある(のかなあ・・・どうでしょうか・・・)と考え直さざるを得ませんでした(あくまで考え直しているのが現在のところです)。

みなさまはどうお感じでしょうか。ぜひアドバイス・ご意見をお聞かせくださいませ。

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