あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
今年の目標をひとことでまとめるなら「深化」と「安定化」。これまでに取り組んできたことを「深化」させること、また、自分自身を「深化」させること、そして、その双方を通じて、取り組んでいることと、自身の「安定化」を図りたいと考えている。
・2013年の抱負
2013年の抱負について、特に注力するものを中心として、ここでまとめておきたい。
まず、レインボー・アクションにおける活動については、これまでに取り組みを進めてきた、請願・陳情活動について、年間を通じて継続的に活動を進めることと、これまで以上に対象を広げていくことを念頭において、さらに力を注いでいきたい。特に昨年を振り返ってみると、活動ができている時期と、そうでない時期とに大きな差があり、個人的にはやはりこのいまの状況が、自分の目指す姿ではないと感じるところも大きいため、恒常的に活動していけるようにしていきたいと思う。
次に、昨年の11月から、勤務先の法人で(希望して)配属された、配食サービス事業の業務についてだが、この事業の営業活動に集中して従事したい。
この配食サービス事業は、区内の一人暮らしの高齢者を主な顧客として、昼と夕方に手作りのお弁当を配達するという事業を展開している。そしてそのお弁当は、障害のある人とない人が共に働く事業所で作られている。すなわち、一人暮らしの高齢者の安否確認(=見守り)を実現することと、一般企業への就業が困難な障害のある人の雇用を実現するという、二つの社会的目的を達成する事業モデルとなっている。
私自身は配属以来、主に事務及び配達の担当として業務をこなしてきたが、今年からはさらに多くの顧客にお弁当を提供するために、営業活動に携わる。前職の経験を生かせるだけでなく、そのことで地域社会に貢献することができるという、私にとっては願ってもない理想的な仕事と感じている。
まだ具体的に営業活動を開始していないので、数値目標は設定しにくいのだが、前職では毎年前年比170%を達成することが求められていたことを想起して、同じ目標を掲げ、確実に達成できるように日々の計画を立てながら取り組んでいきたいと考えている。
個人の目標についても、ここで改めて整理をしておきたい。
まず、この間ずっと懸案となっている、ハングルの勉強についてだが、昨年12月にようやく再開することができたものの、現時点ではこれまでに学んできたことを思い出す+覚え直すレベルにとどまっており、目指すレベルにはほど遠い状況と言わざるを得ない。目標は準2級、また期限はあくまで次回の検定試験、すなわち6月として設定して勉強を進める。
とりわけ、これまでの学習は最も手軽に取り組むことのできるリスニングに偏重していたことから、これを修正すべく、書き取りや読み、また可能な限り発音についても意識しながら、有機的な学習を進めていく。
資格に関連してもうひとつ、ぜひとも簿記資格を取得したいと考えている。
これは業務上求められているものでもなく、また、仕事に直結するものでもない上、将来にわたって役立つ可能性は未定だが、取得するだけの知識を備えておくことは、(とりわけ苦手意識の強い会計の分野において)重要であろうと感じられること、そして、もしかしたら現在の仕事において、または将来の仕事において、役に立てることができる可能性もあるかもしれないこと、さらに(少なくとも3級は)そこまで難しい資格ではないため、取得すること、またそのために時間を使うことについて、ネガティブな要素はほとんどないと思われることが動機となっている。
検定試験は2月、6月、11月と3度の実施のため、(他の試験との兼ね合いも考慮して)余裕を持って11月の合格を期して学習を進めていきたい。
また、昨年の目標として掲げたプレゼンテーション技術の向上だが、これについては、一定のレベルには到達したと言えそうで、比較的納得度の高い成果を残すことができたものと感じている。ただ、あともうひといきの努力・改善が必要と感じており、特に身振り手振りや立ち回りが自然にできるようになっていないことが課題と感じているのだが、この点について、引き続き意識して取り組みたい。
加えて、これまではウインドウズユーザーであったことから、パワーポイントをプレゼンテーションの際には利用してきたのだが、30歳の誕生日を機に、マックのユーザーになったこともふまえ、ぜひとも専用のKeynoteというプレゼンテーションソフトを利用したいと考えている。
・昨年から積み残された課題
ところで、昨年中に課題として認識しながらも、誠に残念ながら、一度も取り組めていない、着手できていない課題もあり、いい加減なんとかしなければならないと感じていることがある。
そのひとつに、Wordpressを利用したホームページの更新が挙げられる。ついに昨年も1度も、すでに購入してあるガイド本(教本)を開くことがなかった。この期に及んで言い訳すべきことなどあるはずもなく、ただ着手することのみが(自分に)求められていることについては、もはやここに記すべきまでもない。(とにかく何らか着手します!)
また、余暇時間の確保についても、課題として認識しながらも、結局何の手だても打つことができないまま、最悪の結果を迎えてしまったことについては、これも残念という他はない。
すなわち、効率化によって生まれた余裕に対して、さらなる業務、作業、仕事、活動を立て続けに注ぎ込み、その総量が対応可能なぎりぎりの限度という状況が、数ヶ月続いた結果として、12月の中旬に体調を崩すという事態を招いてしまった。これはまさに、余暇・休養の時間が確保できなくなっていたがために疲れが蓄積され、体力が減衰していたところに(普段なら問題なかったはずの(少しだけ)賞味期限の切れたお弁当によって)もたらされた結果と言える。今思えば、限界が近いことに対する認識はあったものの、その休むべきタイミングに休めなかったことが敗因と思われる。こうしたことは年に1回あるかないかという程度なのだが、ないに越したことはないので、今年はぜひとも気をつけたいと思う。
もう1点、余暇時間の確保に関連して、読書についても同様のことが言える。
積ん読状態になっている本はほとんど減少することなく、新しい本が増えるばかりで、昨年も読むための時間を創出することができなかった。何よりパラドクシカルなことは、体調を崩して外出ができなかった時間に、長らく積ん読になっていた書籍のいくつかを読めたという事実であった。このようなことを当てにするべきでもなければ、期待するべきでもないので、やはり自分から時間を創出するようにしたいと思う。
・気をつけるべき意識・認識について
最後に、普段の心がけについても触れておきたい。
今年に限らないのだが、生活リズムが安定し、目標も明確化してくると、それぞれの取り組み、日々の行動がルーチン化し、マンネリ化を招く危険性がある。新しいことに挑戦することを避け、そのために機会をも逃す可能性は常につきまとっている。何事にも厭わずに今年も毎日を過ごす。このことに常に意識的でありたいと思う。
また、ここに記した内容以外で、継続して関わっていること、取り組んでいることについても、これまでと同じもしくはそれ以上のコミットメントをもって動いていくことは言うまでもない。ますます充実した年となるよう今年も力を尽くしていく所存である。本年もどうぞよろしくお願いいたします。