『”記憶”と生きる』、少し前(7月13日(火))ですが、行ってきました◎
http://www.uplink.co.jp/movie/2015/37458
映画のほとんどの映像が、今から約20年前、1990年代のもので、出ていらっしゃる方は、どなたもすでにご存命ではない。そのことがまず衝撃でした。
また、ひとりひとりの声、人生にしっかりと向き合った映像は、大変な迫力があります。ナヌムの家での日常生活の風景、とりわけ生活上のトラブルや衝突までもきちんと記録されており、「日本人」の「男性」である監督の立場を超えて、信頼を得ていることも、よくよく伝わってきました。
まさに今、歴史修正主義の大合唱の中にあって、「なかったこと」にされようとしているこの存在に改めて着目し、こうして映画として上映されることは、とても重要な意味があると感じています。3時間を超える大変な作品ですが、行ってよかったです。そして、もっと多くの人に知ってもらいたい、そう考えて、こちらでもお知らせする次第です。
東京での上映は今月いっぱいです。まだの方はぜひ!