夏休みで実家に帰ったときは、いつも犬の散歩をしております。
大学に入ってから(地元を離れてから)ずっとそうなんですが、だいたい数ヶ月から半年ごとのサイクルで帰省していますので、街の大きな変化よりも小さな変化にいつも気づかされます。
パチンコ屋さんが飲み屋になっていたり、コンビニが王将になっていたり、駅前がきれいになっていたり・・・。
そして、今回のおどろきの変化は、いつもの散歩コースだった、地元でも比較的大きな染色工場が、住宅地になろうとしていたことでした!(写真参照)
私が地元を離れてからというもの、この街は急速に住宅地化が進んでおりまして(あくまで私の実感ベースではありますが)、以前は空き地だった土地や資材置き場だった土地、畑だった土地が、片っ端から住宅地になっているのであります。
しかも多くは一戸建て。住んでいるのは若い(核)家族がほとんど。
今回の住宅地は私の実家から徒歩約5分ほどのところ。
学校も近い(私の母校です。歩いて10分くらいかと)し公園も近い(こちらは2分くらいでしょう)。駅もまずまずの近さ(自転車で10分くらいかな)。本屋さんやスーパーもレストランも近隣にあり、確かに住みやすい。静かな住宅街としては、魅力的と言えそうです。看板にも人気と書いてありますしwww
もし会社が名古屋なら、電車では約40分。浜松なら約1時間。(ともにJR利用。)
地元の私からすると、名古屋や浜松といえば、だいぶ遠くに通勤という感覚ですが、東京などの大都市圏のみなさんにしてみれば、通勤時間はそこそこという感覚ではないでしょうか。(私も名古屋に転勤になったら、実家から通うことになるでしょう。)
おお、ますます魅力的かもしれない・・・!( ̄ー ̄)
しかしながらこの街、住宅地が増えているという実感とは反対に、実は人口は増えていないのです。
この街は父親の世代から、人口8万人代でずっと推移してきております。
しかし、昭和61年の86,165人をピークに、平成に入ってからはずっと減少傾向です(かくいう私も減少をになっているひとりでありますが)。
減少幅は年に数百人単位で、決して大きいものではないと言えそうですが、高齢化が進んでいるのはおそらく事実で、数百人であった減少幅が、だんだんと広くなっていくのもおそらく確実。
人口も毎年微増しているはずですが、日本全国の人口がそうであるように、減少幅に追いつかず、差し引きすると減少という結果になるのではないか。
あ~あ、どうなることやらわが地元。
おそらく(順調であれば)次回、散歩で通るときには住宅は完成し、入居も始まり、新しい住宅街がまたひとつできあがっているでしょう。どんな方々がお住まいになられるのか・・・。
この街に、これからもひそかに注目をしていたいと思います・・・。