以前、購読していたある雑誌から、「見本誌」として最新号が送られてきました。
実は、「見本誌」が送られてきたのはこれで2度目。要は「再購読のお願い」ということですが、前回は購読を再開したような覚えがありますw
「既契約者は最大の見込客」とは、前職のときに習ったことばでしたが、まさにその通りの結果となってしまいましたw
(それでも結局、あまり読めなかったので、1年か2年でやめてしまいました。)
今回はどうしようかな~?w
以前、購読していたある雑誌から、「見本誌」として最新号が送られてきました。
実は、「見本誌」が送られてきたのはこれで2度目。要は「再購読のお願い」ということですが、前回は購読を再開したような覚えがありますw
「既契約者は最大の見込客」とは、前職のときに習ったことばでしたが、まさにその通りの結果となってしまいましたw
(それでも結局、あまり読めなかったので、1年か2年でやめてしまいました。)
今回はどうしようかな~?w
2013年は、自分にとって「長い間目標だった、これこれを達成した!」といえるような、大きなできごとやイベント、行事などは、実際ほとんどなかったと感じている。どちらかというと、日々を過ごす中で、その時々の目の前にある、やらなければならないことに集中して取り組み、走りながら考える・考えながら走り続ける、そうして過ぎていった1年だったと思う。また、そのような中で、年間を通じて、間断なく様々な出会いに恵まれ、そのそれぞれが自分にとって、大きい存在感のあるものだったと感じている。
少し抽象的で恐縮だが、別個のきっかけで始まった新しい出会いやつながりが、しばらくたってから、また別の新たなつながりや、行動・発想・思考をもたらしているような気がしていること、またあるいは、まだ形になってはいないものの、今後、新しい方向・分野に発展していきそうな可能性のある出会いやつながりに、多く関わることができたのではないかと感じている。
それが大きな充実感をもたらし、有機的な関係性のようなものが、結果として生まれつつある、見えつつあるような1年となったことを、いま振り返ってみて改めて感じる。その意味では、刺激に満ちた1年だったということができるかもしれず、そんな1年にできたことに感謝したいと思う。
・簿記試験
数少ない「今年達成したこと」をあげるとすれば、11月の簿記試験(3級)がある。
年頭に今年の目標として掲げ、実際に勉強を始めたのは9月。しかも資格の専門学校に通い、講師の先生による手厚い指導・サポートを受けながらの受験となり、いわば合格して当たり前・・・といえる状況に近いが、個人的にはなかなか苦戦した。
しかも、専門学校の講座に申し込む前は、3級は「簡単」だと考えていて、2級とセットのプランで申し込みをしていたため、3級が終わった直後から、翌年2月の2級の試験に向かって、休む間もなく勉強がスタートした。そして、すでに現時点で、2級の分野のひとつである工業簿記については、すべての授業が終了しており、試験対策に入らなければならない段階。さらに並行して、商業簿記の授業が始まっており、2月の試験を見越して考えると、決して余裕があるとはいえない、きついスケジュールとなっている。(ちなみに試験は2月23日(日)。)
そんなわけで、試験を先送りしたい雰囲気満載だが、先送りしたらおそらく、ますます合格から遠のくと思われるので、何とかがんばりたいと思う。
・選挙
7月の参議院議員選挙のお手伝いをさせていただく機会を得、残念ながら、応援していた候補に当選していただくことはできなかったが、選挙を通じて、様々な議員さんや秘書さん、また、市民活動に関わる人との出会いに恵まれたこと、また、選挙に関わる多くのノウハウと経験をさせていただけたことは、非常にありがたいことだったと感じている。今後に向かっての、様々なきっかけや機会をいただけたと思う。
・レインボー・アクションでの活動など
年間を通じて、地道な活動に注力した年だったと思う。
年頭に目標として掲げた、恒常的に活動に取り組む・関わるという点については、残念ながら理想とするレベルには到達できていないといわざるを得ないが、いくつかの成果を、今年も実現することができた点については、評価できるのではないかと思う。来年も同様、または可能ならそれ以上のペースで、活動を進めていきたいと思う。
また、団体の活動に必要な助成金についても、選考に漏れたものも多かったが、採用していただいたものも複数あった。これも大変ありがたいことだと考えている。応募は(そのそれぞれが、少なくない時間と力を有するものばかりだが)これからも続けていきたいと思う。
なお、関連して特筆すべきは、「わたしたちが求める国内人権機関を」や「国連・人権勧告の実現を」の活動を通じて、分野横断的に、様々な人権関連の団体の方々と、知り合い、つながる機会をいただくことができたことだろう。それがさらに発展して、共同でイベントを主催したり、活動の中で様々な役割を担わせていただいたり、という段階に至っている。
様々な課題に取り組む方との出会いは、新たな分野への気づきや、自分が取り組む分野との関連性・類似性と差異性から学ぶことが多く、また、長く市民活動に関わってきた先輩方の経験やお話は、そのひとつひとつが自分自身の活動が直面する困難への、ひとつの解答を示唆してくれているようで、興味深い。今後もさらに関係を深めていけることを願っている。
また、時期を同じくして、学生のころから関わりのあった、朝鮮学校をめぐる活動にも、改めて参加をさせていただくことができるようになった。当時の友人たちとの再会を喜びつつ、これまでにない厳しい環境を迎えている中で、少しでも何らかの役に立てるよう、力を尽くしていきたいと考えている。
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2013年の後半(特に9月以降)は、簿記試験の勉強も始まった上、複数の新しい活動が同時に始まって、勉強と活動にますます時間を使うようになり、結果としてほとんど休む間がなかった。(いま手帳を確認してみると、9月の中旬以降で、外出しなかった日がなかったという状況だった。)ほとんど体力勝負に近い感覚だったものの、この間大きく体調を崩すことがなかったことは、本当に幸いだったと思う。今後も体調の変化には気をつけていきたい。
また最後に、ブログの更新だけは、どうにも後回しになってしまっている・・・というよりも、ほとんど年に1回という状況のままに、2013年も過ぎてしまったが、この年末年始から、ツイッターやフェイスブックの活用を改めて進めていくことにしたので、それぞれをうまく利用できるよう、また、自分なりの使い方ができるようにしていきたいと思う。(特に、いろいろな活動に関わる中で、ソーシャルメディアの活用の必要性が増していることは言うまでもなく、そうした(ネット担当のような)役割を求められることも多いので、ここは期待に応えられるようにしたいと思う。)
また、ハングルの勉強も、何とも進歩しないまま続けているという状況で、とりあえず続けていることそれ自体は重要だと思うものの、長年の目標となっているハングル検定3級、そして準2級へ挑戦していくことも、目指していかなければならないと思う。
他にもここに書ききれない、様々に継続して取り組んでいることについては、引き続き、これまで以上にしっかりと関わっていきたいと考えている。
今後とも、いろいろな方々に、ますますお世話になることが増えていくと思いますが、改めまして、ご指導をお願いできればありがたいです。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
市井に生きるセクシュアル・マイノリティの可視化を
- 一歩一歩、着実な取り組みを重ねることで、社会を変える!
藤田 裕喜(レインボー・アクション 請願・陳情チーム チーフ)
「テレビなんかにも同性愛者が平気で出るでしょ?日本は野放図になりすぎている」
「(同性愛者は)どこかやっぱり足りない感じがする。遺伝とかのせいでしょう。マイノリティで気の毒ですよ」
2010年12月、石原都知事はこう発言した。性的指向を理由とする差別をなくすことも、当時全国で実施されていた人権週間の強調事項のひとつであったが、メディアであまり大きく取り上げられなかったためか、さほど問題視されるような事態にはならなかった。また、数ある当事者団体からも、当初は何一つ抗議の意思表明がなかった。
このことに問題意識を感じ、ネット上での呼びかけに応じた人が集まって「石原都知事の同性愛者差別発言に抗議する有志の会」を立ち上げ、イベントやデモの実施を経て、レインボー・アクションと改名、現在に至っている。
レインボー・アクションでは、行政やメディアへの対応・対策、また、デモを始めとする街頭アクションの実施など、目的や対象別に責任者を決めて、それぞれの分野で活動を展開している。このうち私は、行政や政治に対する働きかけを担当している。
2011年11月には全都議会議員に向けて、セクシュアル・マイノリティの人権に関するアンケートを実施。回答のあった議員とは直接面談し、要望を伝える機会を得た。また、これがきっかけとなり、千代田区議会では初めて、セクシュアル・マイノリティに関する質疑が実現した。
行政との折衝は長期に及ぶことも多く、たとえ議会で取り上げられたからといっても、施策がすぐに進展するものでもない。むしろ、行政の内部における味方をだんだんと増やしていくような活動に近い。
一方で、今日明日にでも自殺を選択せざるを得ない当事者がいることを思えば、活動に一刻の余地もないことは明白で、歯痒い思いを感じない日はない。そうした自分の無力さを悔いながらも、ひとつひとつの取り組みの積み重ねが、市井に生きるセクシュアル・マイノリティの可視化につながり、ひいては誰もが生きやすい社会の実現に資すると確信している。そして、その歩みをこそ、止めてはならないと考えている。また、ひとりでも多くの、声を上げられない当事者に対して、味方になってくれる人がいること、身近に仲間がいることを伝えたい。私自身が活動に関わる理由、そしてその役割の重要性は、まさにこの点に集約されている。この思いを胸に、今後も活動を力強く進めていきたい。
(ふじたひろき)